不動産ニュース / 開発・分譲

2019/4/26

高輪新駅周辺の開発計画が都市計画に決定

開発後のイメージ

 東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)はこのほど、品川開発プロジェクト(第I期)が都市計画決定されたと発表した。

 同プロジェクトは、JR「田町」駅とJR「品川」駅の間に新設する新駅「高輪ゲートウェイ」駅の周辺において、住宅、教育施設、商業施設、ホテル、広場等を開発。駅とまち全体を一体的につなぐ交流空間の創出や、外国人ニーズにも対応する多様な居住滞在機能の整備等を図る。2019年4月11日の東京圏国家戦略特別区域会議および、同月17日の国家戦略特別区域諮問会議を経て認定された。

 第I期では、1街区(住宅・教育施設等、敷地面積約1万2,700平方メートル、地上45階地下3階建て、延床面積約14万9,000平方メートル)、2街区(文化創造施設等、敷地面積約8,000平方メートル、地上6階地下4階建て、延床面積約3万1,000平方メートル)、3街区(商業施設等、敷地面積約1万3,000平方メートル、地上31階地下5階建て、延床面積約21万1,000平方メートル)、4街区(ホテル等、敷地面積約3万8,300平方メートル、地上30階地下3階建て、延床面積約46万平方メートル)を開発する。

 低層部は各建物の豊かな緑を連ねることで、都市に緑の丘を構築。高層部は、頂部に統一した動きをつくり建物同士のつながりを持たせ、まち全体に一体感を持たせる。

 着工は20年。まちびらきは24年を予定している。

この記事の用語

都市計画

土地利用、都市施設の整備、市街地開発事業に関する計画であって、都市計画の決定手続により定められた計画のこと(都市計画法第4条第1号)。具体的には都市計画とは次の1.から11.のことである。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。