全保連(株)は7日、ユーザーが事前に所得に対する適正価格を把握することができる適正家賃シミュレーション「IKURA?-いくら-」の提供を開始した。
PCやスマートフォンからアクセスできるWEBサービス。ユーザーが専用ページで年収や雇用形態等の情報を登録することで、部屋を借りる際の所得に対する適正家賃額の目安を知らせる。併せて、入力した情報を基に入居申込書などの書類を作成するサービスも提供する。
近年、賃貸借契約における新規契約の約6割で家賃債務保証が利用されている一方、ユーザーが事前に適正家賃額を知ることは難しかったことから、申し込みの手続きのサポートを目的に提供を開始した。
現在は、東京、神奈川、千葉、埼玉エリアの同社協定不動産会社を対象に先行リリース。今後は、対象エリアの拡大や、ユーザーが不動産会社に行かなくてもアクセスできるサービスを展開する予定。