不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/5/16

管理戸数55万戸超に/日本ハウズ19年3月期

 日本ハウズイング(株)は15日、2019年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(18年4月1日~19年3月31日)は、売上高1,131億1,300万円(前期比7.2%増)、営業利益61億6,300万円(同12.7%増)、経常利益61億4,100万円(同13.8%増)、当期純利益34億7,500万円(同5.6%増)と増収増益した。

 主力のマンション管理事業では、管理戸数が期中に7,153戸増えて海外を含めたグループ全体の管理戸数は55万5,443戸となった。セグメント売上高は497億800万円(同3.2%増)、営業利益40億8,500万円(同12.9%増)となった。

 ビル管理事業や不動産管理事業については、売上高は堅調に増加したものの、営業利益については減益となった。

 営繕工事業については、国内の管理ストックからの小修繕の受注が堅調に推移したほか、新たに傘下に入れたグループ会社の業績が寄与。セグメント売上高460億6,000万円(同14.3%増)、営業利益35億3,800万円(同12.2%増)と大幅増だった。

 次期(20年3月期)の業績については売上高1,176億円、営業利益58億3,000万円、経常利益58億3,000万円、当期純利益37億5,000万円を見込む。

 なお同社は同日、20年3月期を初年度とする5ヵ年の新中期経営計画「PLAN23」を公表した。

 同計画では、これまでに培ってきた現場力をさらに強化するための施策を打ち出していく。例えば、これまでに蓄積した業務ノウハウやデータをデジタル技術で分析し、現場オペレーションに落とし込んでいく。人材の確保・育成に向けて企業ブランド向上・働き方改革にも積極的に取り組んでいく。

 最終年度に当たる24年3月期の目標は、売上高1,400億円、営業利益率7%以上、ROE13%以上とした。

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