いちご(株)は21日、九州・山口地区でホテル運営事業に参入すると発表した。
同社が保有する「ホテル イル・パラッツォ」(福岡市中央区、客室数62室)をはじめとしたホテル3棟(192室)などの運営事業を、同社グループ会社の博多ホテルズ(株)が6月1日付で譲受する。
九州・山口地区は、アジア諸国からの外国人旅行客が増加しており、空路や水路の玄関口でもある福岡を拠点に、観光客が日本全国の伸びを大きく上回っているエリア。同社は同地区に多くのホテルを保有していることから、ホテル運営事業への参入を決定した。
博多ホテルズは、8月までにさらにホテル4棟の運営を追加し、博多を中心に約700室を運営する会社となる予定。