(株)オープンハウスは22日、2019年9月期第2四半期決算説明会を開催した。
当期(18年10月1日~19年3月31日)の連結売上高は2,428億4,600万円(前年同期比42.9%増)、営業利益237億9,700万円(同13.0%増)、経常利益221億9,300万円(同10.0%増)、当期純利益161億3,200万円(同15.1%増)と、売上高、利益ともに前年同期比で2桁成長となり、過去最高を更新した。
戸建関連事業は、18年10月1日付で子会社化した(株)ホーク・ワンの業績が寄与。仲介契約件数は1,370件(同30.1%増)で、増加幅の約3分の1がホーク・ワン子会社化の効果。売上高1,649億5,900万円(同60.8%増)、営業利益150億800万円(同11.1%増)となった。「ホーク・ワンは浦和、練馬、吉祥寺など従来当社がターゲットにしている都心の外周エリアに強い。土地・注文住宅など1,217棟を引き渡し、前年同期比約30%増を達成した。販売契約件数も1,146棟で、うち196棟はオープンハウスで仲介したもの。グループシナジーが発揮できている」(同社代表取締役社長・荒井正昭氏)。
マンション事業は、2人世帯を対象とするコンパクトタイプのマンションが順調で、引渡件数は296戸(同78戸増)、売上高207億6,800万円(同80.4%)、営業利益33億500万円(256.3%増)となった。
その他事業では、前期より本格始動したアメリカ不動産事業が好調。引き渡し件数は283棟(同151棟増)となり、セグメント売上高105億3,100万円(同112.6%増)、営業利益10億7,000万円(同32.2%増)と大幅に伸長した。「アメリカは、賃貸物件の家賃上昇が続く状況。投資物件の購入者が買い増す動きが出ている」(同氏)。
通期の業績予想は、連結売上高5,100億円(同30.5%増)、営業利益540億円(14.2%増)、経常利益515億円(同11.8%増)、当期純利益370億円(同16.3%増)。