不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/5/30

既存マンション価格天気図、全国的に弱含み

 (株)東京カンテイは30日、2019年4月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプの既存マンションの流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表現した。

 同月は「晴」が22地域(前月24地域)に減少。「雨」は3地域(同2地域)、「曇」は10地域(同5地域)にそれぞれ増加。「小雨」は2地域(同5地域)、「薄日」は10地域(同11地域)といずれも減少した。

 全国で天候が改善したのは7地域(同17地域)と大幅に減少。横ばいは29地域(同23地域)、悪化11地域(同7地域)にそれぞれ増加。

 47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は13から26地域に倍増。前月の強含みから一転し、全国的に弱含みの地域が目立つ結果となった。三大都市圏や地方中枢4都市においても軒並み価格が下落した。

4月度の既存マンション価格天気図

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。