不動産ニュース / 団体・グループ

2019/6/7

ビジョンの実現目指す/神奈川宅協が総会

「ビジョン実現を進めていく」と話す、坂本会長

 (公社)神奈川県宅地建物取引業協会は7日、神奈川県立青少年センター(横浜市西区)で通常総会を開催。2018年度事業報告書・決算書を承認したほか、19年度事業計画等を報告した。

 同会会長で、昨年度より(公社)全国宅地建物取引業協会連合会の会長も兼任する坂本 久氏は「少子高齢化の影響で空き家の数が想像以上に増えている。それを踏まえて空き家問題解決に向けた施策を強化していきたい。また、全宅連で進めている『ハトマークグループ・ビジョン2020』、今春国土交通省より発表された『不動産業ビジョン2030』の実現に向けた取り組みも進めていく」などと挨拶した。

 19年度事業では、昨年度制度化された「全宅連版安心R住宅」やインスペクションについて周知活動を行ない、さらなる利用促進を目指す。空き家対策については、行政への情報提供等、協力する体制を整えるほか、有効活用に向けて各地域の施策などを調査・研究して共有し、会員の協力を得ながら流通促進への取り組みを推進する。また、賃貸取引におけるIT重説等の最新テクノロジーの活用や外国人受け入れなど、的確な対応に向けて研修の充実を実施。零細・中小企業の不動産市場確保に向けた調査・研究を全宅連と協力しながら進めていく。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。