不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/6/20

レインズ成約件数、8ヵ月ぶりにマイナス

 (公財)不動産流通推進センターは20日、全国の指定流通機構の活用状況(2019年5月分)を公表した。

 同月の新規登録件数は37万6,663件(前月比9.5%減)と、2ヵ月連続でマイナスとなった。成約報告件数は4万1,043件(前年同月比9.4%減)で、8ヵ月ぶりにマイナスに転じ、前月比では20.5%マイナスと、2ヵ月連続したマイナスとなった。

 物件別では、売り物件の新規登録件数は14万5,309件(前月比10.0%減)と再びマイナスに転じた。成約報告件数は1万3,571件(前年同月比3.6%減)で12ヵ月ぶりにマイナスに転じ、前月比では2ヵ月連続のマイナスとなった。総登録件数は36万1,735件(同9.0%増)で25ヵ月連続のプラス、前月比も2ヵ月連続でプラスとなった。

 賃貸物件では、新規登録件数は23万1,354件(前月比9.2%減)。成約報告件数は2万7,472件(前年同月比12.0%減)と3ヵ月連続のマイナス、前月比でも2ヵ月連続してマイナスとなった。総登録件数は42万2,045件(同16.7%減)で49ヵ月連続のマイナス、前月比では再びマイナスに転じた。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録件数では媒介契約が10万5,801件(前月比10.9%減)。そのうち、専属専任が1万7,396件(同6.6%減)、専任媒介が4万7,024件(同12.6%減)、一般媒介が4万1,381件(同10.6%減)となった。

 成約報告件数のうち、媒介契約は1万1,262件(前年同月比4.4%減)。内訳は、専属専任が3,349件(同10.1%減)、専任媒介が6,186件(同0.9%減)、一般媒介が1,727件(同4.6%減)だった。

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