不動産ニュース / 仲介・管理

2019/6/28

苦情相談件数、3年連続で減少/管理協

 (一社)マンション管理業協会は28日、2018年度(18年4月~19年3月)の苦情相談受付状況を発表した。

 同年度の苦情相談受付件数は5,799件(前年度比6.02%減)と、15年度をピークに3年続けて減少した。相談者では、管理会社(会員)が3,339件(全体の57.6%)、居住者が904件(同15.6%)、管理組合役員が745件(同12.8%)だった。

 相談内容別では、管理組合関係が3,996件(同55.9%)と最も多く、次いで法令関係1,539件(同21.5%)、管理会社関係1,212件(同16.9%)となった。人件費や社会的なコスト上昇に伴う管理委託費、管理委託契約内容の見直しに伴う管理会社からの提案に伴い、「管理会社関係」の件数および全体に占める比率が増加した。

 相談項目別では、管理規約・細則関連が2,092件(同29.2%)。マンション管理適正化法関連が1,073件(同15.0%)、総会・理事会運営関連が715件(同10.0%)となった。

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