三井不動産レジデンシャル(株)などディベロッパー10社(※)は7日、「HARUMI FLAG」(東京都中央区)の分譲住戸第1期の販売状況を発表した。
東京都中央区晴海の約13haの敷地に、分譲・賃貸合わせて23棟の住宅棟(総戸数5,632戸)と商業施設1棟などを建築するプロジェクト。分譲事業者と東京都が、2020年東京オリンピック・パラリンピックの選手村として開発。その後は保育施設やシニア住宅も併設する人口約1万2,000人のまちとする計画。
第1期(登録:7月26日~8月4日)は「SEA VILLAGE」(5棟編成・総戸数686戸)と「PARK VILLEGE」(7棟編成・総戸数1,637戸)の住戸のうち、計600戸を販売。登録申込数は1,543組で最高倍率71倍、平均倍率約2.57倍となった。
登録申込者の年代は30歳代・40歳代がそれぞれ約3割、居住地は中央区、江東区、港区で約半数を占めた。職業は会社員が約6割。三方向を海に囲まれ、レインボーブリッジなどを見渡すことができる「眺望の良さ」、都心6区の平均専有面積より20平方メートル以上広い「ゆとりあるプラン」、銀座へ約2.5kmという「利便性の高い立地」などが評価された。
なお「SEA VILLAGE」は、211戸販売。間取りは3LDK~4LDKで、専有面積は約85~152平方メートル。販売価格は、3LDKが7,550万~9,200万円、4LDKが8,450万~2億3,000万円。最多価格帯は8,600万円台。「PARK VILLAGE」は、389戸販売。間取りは2LDK~4LDKで、専有面積は約66~106平方メートル。販売価格は2LDKが5,400万~6,960万円、3LDKが5,930万~1億2,690万円、4LDKが6,390万~1億3,240万円。最多価格帯は6,400万円。
(※1)三井不動産レジデンシャル(代表会社)、三菱地所レジデンス(株)、野村不動産(株)、住友不動産(株)、住友商事(株)、東急不動産(株)、東京建物(株)、NTT都市開発(株)、日鉄興和不動産(株)、大和ハウス工業(株)