JLLは8日、東京プライムリテール市場の2019年第2四半期の動向を発表した。
1階部分の賃料は、銀座（中央通り）で月額28万円、表参道（表参道沿い）で22万円となり、いずれも前期比では横ばいに。価格は、前期比で0.1％下落、前年比4.0％上昇で、賃料上昇を反映した数字となった。
プライム リテール クロックでは、東京プライムリテール賃料は「上昇減速」フェーズにあり、間もなくピークを迎えると予想した。
同社では、出店需要は堅調であるものの供給予定が比較的限定的なことから、賃料は高位安定的に推移し、利回りの低下から価格は上昇する、と推測している。
