不動産ニュース / 開発・分譲

2019/8/23

綾瀬に足立区初のホテル/アパ

アパホテル<綾瀬駅前>外観

 アパホテル(株)は23日、「アパホテル<綾瀬駅前>」(東京都足立区、総室数170室)を開業した。

 同ホテルは、東京メトロ千代田線「綾瀬」駅徒歩1分に立地。足立区では同社初のホテルとなる。建物は、鉄骨造地上13階建て。客室はスタンダードルーム(11平方メートル)155室、スーペリアルーム(11平方メートル)14室、デラックスツイン(22平方メートル)1室。

 都内の同社ホテルでは初めて、交通系カードやPayPayで決済できる無人型コンビニを1階ロビーに設置。周辺住民等にも開放する。また、ルームカードキーを投函すると自動でチェックアウト処理が行なわれるチェックアウトポストを業界で初採用した。

 全客室に、タブレット端末の動画等をテレビに映し出す「ミラーリンク機能」と、訪日外国人向けの飲食店予約代行サービスを導入したテレビインフォメーションを採用した。宿泊料金は、スタンダードルームが1泊9,800円から。

 同日会見したアパグループ代表の元谷 外志雄氏は「無人コンビニは、店舗を置くよりも効率が図れると考えた。成功すれば、他の施設でも展開する。現在、23区内では17棟・5,507室を建築・設計中。日本最大のホテルチェーンとはいえ、宿泊シェアはまだ5%に過ぎない。今後は、郊外でも交通アクセスが良好で競合のない場所には出店していく。新しいホテルには必ず新たな設備・サービスを導入していく。大型化、ドミナント戦略も進め、シェア20%目指し今後も拡大路線を歩む」などと語った。

シングルルーム
ロビー入口に設けた無人コンビニ。宿泊客以外でも利用できる

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