不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/8/27

首都圏賃貸、成約件数が8ヵ月連続の減少

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2019年7月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の成約件数は1万4,433件(前年同月比12.9%減)と、8ヵ月連続で減少した。地域別では、東京23区が6,489件(同17.3%減)、東京都下1,132件(同13.5%減)、神奈川県4,008件(同6.2%減)、埼玉県1,428件(同0.4%減)、千葉県1,376件(同19.5%減)と、3ヵ月連続で全エリアでのマイナスとなった。全エリアでのマイナスは3ヵ月連続。減少幅も拡大している。

 1戸当たりの平均成約賃料は、マンションが8万9,100円(同0.4%下落)と2ヵ月連続のマイナス。アパートは6万1,700円(同3.6%下落)と、6ヵ月連続のマイナスとなった。賃料指数は、マンションが89.7(前月比1.2ポイント上昇)、アパートは95.4(同0.3ポイント上昇)といずれもプラスに転じた。

 1平方メートル当たりの平均賃料は、マンションが2,648円(前年同月比0.0%)と変動なし。アパートは2,283円(同0.7%上昇)と2ヵ月連続のプラス。賃料指数は、マンションが93.8(同変動なし)、アパートが100.5(同0.9ポイント下降)と4ヵ月ぶりのマイナス。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。