不動産ニュース / ハウジング

2019/9/5

大東建託、CLTで4階建て賃貸住宅商品

「フォルターブ」外観イメージ

 大東建託(株)は、独自開発のCLT(直交集成板)工法による木造4階建て賃貸住宅商品「Forterb(フォルターブ)」を、10月1日に発売する。

 実用化の課題とされるCLTを使った場合の耐熱性や施工性、事業性等の問題に対して、オリジナル金物や耐火被覆材と一体化したパネルの採用で対応。鉄筋コンクリート造などと比べた場合の軽量・高強度といったCLTのメリットを生かす。

 プランはシングル向けの1Kと1DK、専有面積27.34平方メートルと33.89平方メートルの2タイプを基本とし、内装にCLTの木質感を生かす。また、共用部についても一部壁面でCLTの表面を現しにして木目や木の質感を感じられる空間をつくる。外観は重量感や木質感をコンセプトにデザインする。販売価格は非公表。

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この記事の用語

CLT

木材板を積層接着した厚型のパネル。英語のCross Laminated Timberの略で、和訳は「直交集成板」である。 CLTは、板の層を繊維方向が直交するように交互に張り合わせたもので、高い寸法安定性、優れた断熱性があるほか、CLTを柱や梁とする構造は軽量で耐震強度を確保できるとされている。

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