不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/10/16

分配金は2,571円/NMF19年8月期

 野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)は15日、2019年8月期決算を発表した。

 当期(19年3月1日~8月31日)は、営業収益366億1,700万円(前期比3.4%増)、営業利益142億6,500万円(同1.5%増)、経常利益116億9,200万円(同1.5%増)、当期純利益116億9,000万円(同1.1%増)。1口当たり分配金は2,571円(同104円減)となった。

 期中、公募増資を実施し、オフィスや商業施設など合計11物件を取得、1物件(敷地の一部)を譲渡した。期末のポートフォリオは289物件、取得価格合計は約1兆112億7,900万円となった。東京圏への投資比率は82.0%、総賃貸可能面積は196万1,144平方メートル。ポートフォリオ全体の稼働率は99.3%と高い水準を維持している。

 次期については、営業収益367億1,200万円、営業利益144億3,500万円、経常利益119億7,700万円、当期純利益119億7,600万円、1口当たり分配金2,632円を見込む。

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投資法人(投資信託における)

会社型投資信託において、投資家の資金によって投資を行なう主体となる法人をいう。その構成員は投資主であるが、意思決定機関として投資主総会、業務遂行機関として役員会が設置されている。

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