野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)は15日、2019年8月期決算を発表した。
当期(19年3月1日~8月31日)は、営業収益366億1,700万円(前期比3.4%増)、営業利益142億6,500万円(同1.5%増)、経常利益116億9,200万円(同1.5%増)、当期純利益116億9,000万円(同1.1%増)。1口当たり分配金は2,571円(同104円減)となった。
期中、公募増資を実施し、オフィスや商業施設など合計11物件を取得、1物件(敷地の一部)を譲渡した。期末のポートフォリオは289物件、取得価格合計は約1兆112億7,900万円となった。東京圏への投資比率は82.0%、総賃貸可能面積は196万1,144平方メートル。ポートフォリオ全体の稼働率は99.3%と高い水準を維持している。
次期については、営業収益367億1,200万円、営業利益144億3,500万円、経常利益119億7,700万円、当期純利益119億7,600万円、1口当たり分配金2,632円を見込む。