不動産ニュース / 開発・分譲

2019/11/13

大成有楽不、賃貸マンション開発を加速

初弾物件「上石神井テラス」外観

 大成有楽不動産(株)は13日、賃貸マンション開発事業「テラス」シリーズについて、4物件(計248戸)を着工したと発表した。

 同社は、事業用地取得競争力の向上を目指し、2014年に事業の枠を超えて多角的な事業を検討し用地取得を行なう「投資開発室」(現:投資開発本部)を新設。新たな事業に取り組む体制整備に注力してきた。
 「テラス」事業もその一環で、これまでに東京23区内で6物件(171戸)を竣工している。

 同シリーズは、新築分譲マンション「オーベル」の設計思想を受け継ぐとともに、各物件固有の特性に配慮したデザインを採用。同社が事業主として商品企画から賃貸保有・竣工後の建物管理を行ない、大成有楽不動産販売(株)がリーシングを含む賃貸管理を実施、グループで連携することで安定稼働を実現している。市場ニーズに応じてREITやファンドといった投資家への1棟売却も行なっている。

 現在、開発中の物件は「戸越公園プロジェクト」(東京都品川区、総戸数22戸、竣工予定19年12月)、「森下プロジェクト」(東京都江東区、同55戸、同20年4月)、「本郷三丁目プロジェクト」(東京都文京区、同59戸、同21年2月)、「大鳥居プロジェクト」(東京都大田区、同112戸・店舗1区画、同21年3月)の4物件。以後、20年3月に「月島プロジェクト」(東京都中央区、同44戸)が着工予定となっている。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆