不動産ニュース / 団体・グループ

2019/11/21

店舗仲介や事業承継サポート企業と提携/ハトマーク支援機構

左からザイマックスインフィニスタの中田社長、和氣理事長
左がバトンズの大山社長

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会の関連団体である(一財)ハトマーク支援機構は21日、ザイマックスグループの(株)ザイマックスインフィニスタ(東京都港区、代表取締役社長:中田昌孝氏)と、(株)日本M&Aセンターグループの(株)バトンズ(東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:大山敬義氏)との業務提携を発表した。

 ザイマックスインフィニスタは、テナントを探す不動産オーナーと貸し店舗物件を探すテナント候補企業をマッチングするプラットフォームを提供。物販や飲食、サービスなど、大手フランチャイズ企業から個人事業主まで5,000会員を有している。今回の提携によって、宅建協会会員がサイトにアクセスし、条件を入力すると実名のテナント候補の中から情報提供先を選択できるようにした。利用料金は、基本料金が月額1万円~(別途、従量料金が発生する)。宅建協会会員向けには2ヵ月間無料で試せるキャンペーンを実施する。

 バトンズは、中小企業向けの第三者承継をサポートしている。専用サイトに承継したい人(売り主)と引き受けたい人(買い主)が会員登録し、情報を検索できる仕組み。約1,000の士業事務所、約100の金融機関と承継アドバイザーの契約を結んでおり、売り主は同アドバイザーのサポートを受けることができる。マッチングサイトの利用は無料。

 同機構理事長の和氣猛仁氏は「ザイマックスインフィニスタにおける豊富なテナント候補情報は、店舗仲介はもちろん、不動産コンサルティングなどの場面でも活用できるとみている。また、事業承継は、全国的にみても大きな課題で、地域内だけではなかなか解決が難しかった。全国を網羅するバトンズのシステムを活用することで、優良な会員が残っていく支援をしていきたい」と話した。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。