不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/11/25

首都圏賃貸、成約件数11ヵ月連続の減少

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2019年10月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の成約件数は1万3,111件(前年同月比20.4%減)と、11ヵ月連続で減少した。地域別では、東京23区が5,857件(同23.7%減)、東京都下1,115件(同18.1%減)、神奈川県3,557件(同19.1%減)、埼玉県1,323件(同11.9%減)、千葉県1,259件(同17.8%減)と、全エリアでマイナスとなった。全エリアでのマイナスは6ヵ月連続となり、前月に1桁となっていた首都圏のマイナス幅は再び2桁となった。

 1戸当たりの平均成約賃料は、マンションが8万9,200円(同0.7%下落)と2ヵ月ぶりにマイナス。アパートは6万1,300円(同3.9%下落)と、9ヵ月連続のマイナスとなった。賃料指数は、マンションが94.6(前月比0.7ポイント上昇)、アパートは94.9(同1.2ポイント上昇)と、いずれも2ヵ月連続の上昇となった。

 1平方メートル当たりの平均賃料は、マンションが2,681円(前年同月比1.6%上昇)とプラスに。アパートも2,286円(同変化なし)となった。賃料指数は、マンションが97.3(前月比0.7ポイント上昇)と3ヵ月連続のプラス。アパートが100.6(同0.8ポイント上昇)と4ヵ月ぶりのプラスとなった。

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