不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/11/26

23区マンション価格、21年以降は微減の可能性

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は26日、2025年までの、東京23区のマンション価格と賃料の中期予測を公表した。

 JREIが1998年から集計している東京23区の新築・標準タイプ(専有面積40~80平方メートル未満)のマンションの価格・賃料データ「住宅マーケットインデックス」を元に、マクロ計量モデルを構築し、東京23区のマンション価格と賃料を中期的に予測した。

 1平方メートル当たりのマンション価格は、19年が106万9,000円(前年比0.8%上昇)、20年は107万8,000円(同0.8%上昇)と予測。消費増税の影響が限定的で、マクロ経済指標の予測値が安定することなどによりほぼ横ばいとみている。しかし、21年は107万6,000円(同0.2%減少)と下落。それ以降も、高い価格水準等の影響で微減すると見ている。

 1平方メートル当たりのマンション賃料は、19年は3,483円(同2.5%上昇)、20年は3,517円(同1.0%上昇)、21年は3,552円(同1.0%上昇)と、マクロ経済指標の予測値が安定することなどにより上昇。22年は3,573円(同0.6%上昇)。それ以降も同様の理由から緩やかに上昇すると予測している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。