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東急不動産(株)は、「東急プラザ渋谷」(東京都渋谷区)を5日にオープンする。それに先駆け、3日、メディア向け内覧会を行なった。
JR等「渋谷」駅から徒歩1分、同社が組合員として参画し推進してきた「旧東急プラザ渋谷」の建て替えプロジェクト「渋谷フクラス」の中核施設。2~8階、17・18階で展開する。「旧東急プラザ渋谷」は、建て替えのため2015年に閉店していた。
「若者のまち」のイメージが強い渋谷において、「大人をたのしめる渋谷」をコンセプトに、あえて40歳以上の「大人」をメインターゲットに据えた。「食」「健康」「美」「趣味」「ライフプラン」をキーワードにした69店舗が出店する。
2~4階には、心と身体の美と健康をテーマに、飲食、コスメ、雑貨店等が出店。また、2階施設入り口には渋谷の新たな待ち合わせスポットとして、巨大モニターで「ハチ公」のデジタルアートが見られる「GMOデジタル・ハチ公square」を設けた。Pepperが接客を行なうレストラン「Pepper PARLOR」の第1号店は5階に出店。6・7階は大人が普段使いしやすい店を集めた飲食店フロアに。8階には東急リバブルの店舗が、17階には、東急不動産の会員制シェアオフィス「Business-Airpor(ビジネスエアポート)」の10店舗目が出店する。
また、17階にはルーフトップガーデン「SHIBU NIWA」を設置した。「SHIBU NIWA」には豊富な緑や、さまざまな椅子を配し、スクランブル交差点など、渋谷のまち並みを見渡せるくつろぎの空間としている。
「SHIBU NIWA」から外階段を利用して移動できる18階には、渋谷のまちを楽しみながら食事がとれるスペースとして、マリーナベイ・サンズ等に出店する「CELAVI」のルーフトップダイニングを誘致した。
内覧会で挨拶した同施設総支配人の長尾康宏氏は、「15年に一時閉店した際は、ユーザー様から2,500通ものお手紙をいただいた。そうしたユーザー様にまた楽しんでもらえ、また、これまで訪れていなかった人にも来ていただけるような施設にしていきたい」などと挨拶した。
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