不動産ニュース / 開発・分譲

2019/12/12

大阪に第1号の特区民泊/パナソニックH

第1号の特区民泊「BON Condo Namba Nipponbashi」外観

 パナソニックホームズ(株)は11日、第1号の特区民泊「BON Condo Namba Nipponbashi(ボンコンドなんばにっぽんばし)」(大阪市中央区、全54室)をオープンした。

 大阪メトロ「日本橋」駅および近鉄難波線「近鉄日本橋」駅から徒歩約2分に立地。重量鉄骨造地上10階建て。

 日本庭園をイメージする仕上げとしたアプローチや、チェックインカウンター背後の麻の葉組子格子をあしらった壁面、スポットライト型プロジェクターが映し出す四季折々の日本の景色が、外国人旅行客をもてなす。エントランスには、タブレット端末で宿泊客の本人確認、パスポートチェック、チェックイン・チェックアウトの確認ができる「エアサポタッチ」を設置。24時間無人対応を行なう。また、エントランス入り口と客室ドアにはスマートロックを導入。チェックインの際に時限パスワードを発行することで鍵の受け渡しが不要となり、無人管理でのセキュリティと利便性を両立させている。
 客室は専有面積約40平方メートル・1LDKの間取り。ダブルベッドを2台設置して最大5名が宿泊できる。キッチンを備えたほか、各種の生活家電をはじめ水回り設備や室内建具はパナソニック製品を採用した。

 同施設は、同社独自のサブリーススキーム「インバウンド・リンクシステム」を採用。子会社のパナソニックホームズ不動産(株)が、オーナーから土地・建物を30年間一括借り上げの上、提携している運営事業者へ10年間転貸、特区民泊として運営するもの。10年後、需要動向に応じて賃貸マンションへの用途変更も可能で、低リスクな安定経営による有効な土地活用を実現する。

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