アットホーム（株）と（株）三井住友トラスト基礎研究所は23日、2019年第3四半期（19年7～9月）のマンション賃料インデックスを公表した。
アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報を基に、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化している。なお、指数値の差が「～－5.00」は大幅に低下、「－4.99～－0.51」は低下、「－0.50～＋0.50」は横ばい、「＋0.51～＋4.99」は上昇、「＋5.00～」が大幅に上昇。
当期の全国主要都市のインデックス（総合）は、首都圏では東京23区は112.75（前期比＋1.61）と上昇。東京都下100.33（同－0.55）、横浜・川崎市104.22（同＋0.35）、千葉西部103.29（同＋0.42）、埼玉東南部102.96（同－0.38）は、いずれも横ばいで、全エリアで100超の水準を維持した。
地方都市については、札幌市は115.13（同＋2.32）と上昇。仙台市116.61（同＋0.34）、名古屋市101.00（同＋0.38）、大阪広域103.82（同－0.43）、福岡市108.57（同＋0.23）は、いずれも横ばい。京都市は113.11（同＋0.99）で上昇し、大阪市は118.74（同－2.59）と低下した。
東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ（18～30平方メートル未満）が110.80（同＋1.68）、コンパクトタイプ（30～60平方メートル未満）が114.47（同＋1.10）、ファミリータイプ（60～100平方メートル未満）が108.44（同＋2.13）と、いずれも上昇した。
