
(一社)日本木造住宅産業協会は15日、2019年度「木造ハウジングコーディネーター」資格試験の成績優秀者表彰式を行なった。
同資格は、理想の住まいをコーディネートできる住宅営業職・設計職を育成し、木造住宅業界の発展に寄与することを目的に01年から実施している。
表彰式では同試験でトップで合格した榎尾成章氏(住友林業クレスト(株))ら上位5名を表彰した。同氏は、400点満点中399点だった。
第19回目となる今回の試験は、19年12月4日に実施。受験者543名のうち437名が合格。合格点は400点中280点。平均点は318.8点。試験開始からの累計合格者は5,649名となった。
式典で挨拶した同協会専務理事の越海興一氏は、「当試験は木造住宅の基礎知識を学べる貴重な機会。受験者属性では業務経験年数2年までが74%を占めているが、ベテランの方の“知識のたな卸し”としても有効。今後は学びなおしの機会として同試験をPRしていきたい」などと述べた。