不動産ニュース / その他

2020/1/16

木のストローで環境貢献活動/アキュラホーム

「木のストローを世界へ広めて、環境問題に貢献していきたい」と話す同社代表取締役社長の宮沢俊哉氏

 (株)アキュラホームは15日、環境貢献活動として同社が独自に開発した、カンナ削りの「木のストロー」による新プロジェクトを始動すると発表した。

 木のストローは、間伐材や台風による倒木材を利用しており、大工仕事のカンナ削りをヒントに、木材を厚さ0.15mmにスライスしたものを、ストロー状に巻きあげることで製品化に成功した。制作キットを使えば、誰でも簡単に手作りすることが可能。森林保全や廃プラ問題を解決するアイテムとして、G20にも採用されるなど、国内外から注目されている。

 新プロジェクトは、オリンピックが開催される2020年、大会期間中に、訪日客に1,000万本の木のストローをプレゼントするという企画。全国のグループ拠点(393拠点)で制作し、完成した木のストローは、同社が回収、除菌・検品した後に、国立競技場前の「おもてなしステーション」(4月開設予定)で、訪日客へ配布していく予定。海外に広く木のストローを知ってもらい、世界中で普及を加速させることで、地球環境を改善するきっかけにしたい考え。今後は、制作への協力者を組織・個人から募っていく。

 15日の会見で、同社代表取締役社長の宮沢俊哉氏は「自然と共生する文化を日本から世界へ発信し、世界環境に貢献していく。未来を生きる子供たちに問題を残さないために、広く働きかけていきたい」などと述べた。

カンナくずを使って木のストローを制作する様子

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。