不動産ニュース / IT・情報サービス

2020/1/21

建設現場をつなぐコミュニケーションツール

 大和ハウス工業(株)、(株)キッズウェイ、(株)フジタの3社は、クラウド型管理システム「CONNET(コネット)」を共同開発、販売を開始した。

 建設現場では、現場監督が安全や品質、工程管理などに時間が割かれ、現場内でのコミュニケーションが不足し、トラブルにつながるという課題が発生していた。また現場内の作業員にとっては、現場監督への確認・指示待ちに伴う時間のロスも多発している。そこで、キッズウェイがそうした課題の打開策につながるシステムを開発。大和ハウス工業・フジタの両社が、実際の現場で約半年間、実証実験を繰り返し、そのフィードバックを基にキッズウェイがクラウド型管理システムとして完成させた。

 「CONNET(コネット)」は、Apple社提供のiOS、Google社提供のAndroidを搭載したスマートフォンやタブレットで使用できる、建設現場と現場監督をはじめとする関係者同士をつなぐコミュニケーションアプリ。最大4人でのビデオチャット機能を有し、現場の映像を見ながらコミュニケーションをとることができる。ホワイトボード機能では、撮影した写真に双方で書き込みをしながら通話することも可能。

 こうした機能の活用により、業務効率化、移動時間の削減、確認待ち時間の短縮などの効果が見込まれるという。

左はビデオチャットの画面イメージ、右はホワイトボード機能のイメージ

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。