不動産ニュース / 仲介・管理

2020/2/3

埼玉・浦和に交流を育む賃貸住宅/エステート常盤

「コミューンときわ」外観

 (株)エステート常盤(さいたま市浦和区、代表取締役:船本義之氏)は多世代交流を育む賃貸住宅「コミューンときわ」(さいたま市浦和区、総戸数55戸)を1月31日に竣工。2月2日、マスコミに公開した。

 JR京浜東北線「北浦和」駅より徒歩10分、JR埼京線「南与野」駅より徒歩14分に立地。敷地面積1,750平方メートル、延床面積約2,600平方メートル、鉄筋コンクリート造地上4階建て。

 交流の場・くつろぎの場として共用部を充実させたのが特長。約250平方メートルの広い中庭に屋上庭園5区画、イベント等に利用できるスタジオを設置した。管理人を兼ねるコミューン・パートナーが常駐し、入居者の交流や暮らしをサポートしていく。

 そのほか住人や地域の人々が日常的に集えるよう、飲食店スペースも設けており、障がい者の就労を支援するNPOによるカフェを誘致した。

 住戸は、1階に店舗と住居スペースを合わせたSOHO型住宅(1K)を4戸用意。一般住戸は、単身者、ファミリーを中心に多世代が居住できるようワンルーム・1K・1DK・1LDK+S・2LDKと多彩な間取りを用意。専有面積は26.12~56.69平方メートル。SOHO型以外はバス・トイレ・洗面独立型を採用している。

 「街角から暮らしを灯す」をコンセプトに、内装は空間デザインを手掛ける(株)夏水組がデザイン。“アーバンヴィンテージ”やイノセントグリーン“など4つのテイストで、部屋を彩った。壁紙のペイントや棚の取り付けといった簡易なDIYを可能とし、提携する代官山のインテリアショップによるアドバイスなどを受けることもできる。

 賃料は、SOHOが9万9,000円、1R・8万7,000円~2LDK・16万5,000円となっており、相場の2割増し程度に設定。現在SOHO2戸、全体の約半数を占めるファミリー向け住戸で5割程度が成約。単身者向け住戸も多数問い合わせを得ている状況。住戸全体が広めかつゆとりあるキッチンスペース、独立した水回りなどが評価されている。

“アーバンヴィンテージ”は、ヘリンボーン柄の床などアンティークの家具に合う、大人の空間に
約250平方メートルの広い中庭を始め交流の場・くつろぎの場として共用部を充実させた

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