不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/2/6

都心5区オフィスビル空室率、5ヵ月連続低下

 三鬼商事(株)は6日、1月の全国主要都市のオフィスビル最新市況調査結果を発表した。

 東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は1.53%(前月比0.02ポイント低下)と5ヵ月連続の低下。既存ビルでは一部で解約の動きが出たため、同地区全体の空室面積は小幅な減少にとどまった。

 新築ビルの空室率は3.37%(同1.45ポイント低下)。大規模ビルが満室、高稼働で竣工し、空室率が低下した。既存ビルは1.48%(同0.01ポイント低下)。一部で解約の影響があったが、拡張移転や建て替え予定ビルからの移転があり、空室率はほぼ横ばいとなった。

 1坪当たりの平均賃料は2万2,448円(同242円増)と73ヵ月連続で上昇した。前年同月比では1,438円上昇した。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は1.96%(同0.14ポイント上昇)と3ヵ月ぶりに上昇した。新築ビル1棟が募集面積を残して竣工したこと等が要因。地区全体の空室面積はこの1ヵ月間で約3,400坪増加した。

 1坪当たりの平均賃料は1万1,856円(同62円増)と、37ヵ月連続で上昇した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆