
リノベる(株)は12日、AR(拡張現実)コンテンツの開発事業を展開するKAKUCHO(株)と共同で、ARを活用したリノベーション買取再販事業者向けプラットフォームサービスの開発を開始すると発表した。
同サービスでは、建具、キッチン、洗面器具、アクセント壁などを半完成状態で販売。内覧時に顧客自身がARを使ってリアル空間内に配置し、大きさや質感などの完成イメージを確認しながら購入の意志決定を行なうことができる。Web上で選んだ仕様に基づき追加コストを確認でき、費用も同時に検討することが可能。仕様確定後は、2~6週間程度の工事で引き渡しとなる。
再販業者は、建築知識が必要な設計や、見積もり・追加工事の発注が不要。工事期間の圧縮により、事業期間の短縮や生産性向上につなげることも期待できる。
第1号物件として、(株)リアルの買取再販物件の販売を4月より開始する予定。秋以降、事業拡大していく考え。