不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/2/26

5GスタートでオフィスのIT環境も変化

 シービーアールイー(株)は25日、レポート「クラウド時代のオフィスIT環境」を公表した。オフィスでのクラウドをはじめとする企業のテクノロジーの利用状況と、その導入に必要なオフィスのIT環境構築におけるポイント、そのための要件などについて解説している。

 5Gのサービスは、これまでの4Gと比較して、通信環境を飛躍的に向上させるため、IoTやAIの普及を促進するインフラとして注目が高まっている。そして、IoT・AIの運用には、高い演算処理能力と大容量のストレージを備えたクラウドが不可欠で、5Gの普及に伴い、クラウドの重要性も高まりが見込まれている。

 企業がシステムの運用をクラウドへ移行すると、オフィス内のサーバールームを縮小する傾向にある。また、クラウド事業者によりあらかじめ用意されたITシステムも利用することができるため、企業はシステムを所有から利用へと切り替え、より機動的な運用へ移行しつつある。

 ワーカーの利便性や快適性、生産性向上を目的に、チャットボットやRPAといったIoTやAIに関連したデバイスやテクノロジーが種類・数とも増加していくことが見込まれる。そうした新技術をオフィスへ効果的に導入するためにも、ネットワーク構成、デバイスの設置位置、配線ルートの確保などにあたり、配慮する必要がでてくると共に、オフィスの電気容量や通信環境などの設備水準が、ビル選定時により重要になってくると指摘している。

  レポートの全文はこちらからダウンロードできる。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。