国土交通省、(一財)民間都市開発推進機構は26日、筑後信用金庫との間で「ちくごの未来まちづくりファンド」を設立したと発表。九州地方で初の設立となる。
2017年度より開始した、「マネジメント型まちづくりファンド支援事業」の一環。地域金融機関と連携し、一定のエリアをマネジメントしつつ、地域の課題解決に資するリノベーション等の民間まちづくり事業を連鎖的に進めるため、事業へ出資等を行なうもの。
「ちくごの未来まちづくりファンド」では、久留米市、うきは市、八女市の3エリアが抱える伝統的建造物群の保全、中心市街地活性化などの課題解決に資するため、歴史的建造物・空き店舗を飲食・物販などの商業施設や宿泊施設へリノベーションして行なう事業などに対して、資金面で支援していく。ファンド総額は5,000万円(筑後信用金庫:2,500万円、民都機構:2,500万円)。