不動産ニュース / 仲介・管理

2020/2/28

査定結果報告書作成にRPA導入/リスト

 リスト(株)は28日、連結子会社のリストインターナショナルリアルティ(株)(LIR)が、(株)アシリレラが提供するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ソリューション「ロボオペレータ」をLIR広尾支店に導入したと発表した。

 同支店では、サザビーズ インターナショナル リアルティのネットワークを活用した高級不動産を中心とした不動産売却事業を展開しているが、住み替えを検討する顧客が増えたことで、不動産売却の査定依頼が増加している。査定には1件当たり約15分かかり、1ヵ月に12~13時間を要していた。これらの単純作業をRPAにより自動化、その時間を顧客対応に充てる。

 「ロボオペレータ」は、業務担当者が直接作業設定を行なう。担当者がウェブサイトにログインし、必要情報を取得。資料のダウンロード・結合といった作業設定を行なうと、RPAが査定結果報告書の作成を代行する。

 今後は全支店に「ロボオペレータ」を導入し、査定結果報告書作成以外にも売買契約前にWeb上で行なうインフラ整備状況や用途地域等に関する調査、保険更新の申込書作成等の業務のRPA化を検討していく。

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