
(株)日本エスコンは24日、米国の分譲コンドミニアム事業に参画すると発表した。
同国に現地法人「ESCON USA II,LLC」を設立し、カリフォルニア州を中心として不動産開発を行なうAdept Developmentによる「520 Pjroject」の開発SPCである520 Investor LLCに約4億6,000万円を出資する予定。
同プロジェクトは、カリフォルニア州ロサンゼルス郡グレンデール市に位置。同市は、ロサンゼルス郡内で3番目に人口の多い都市で、物件の周辺にはショッピングモールや病院があり、利便性の高い立地。
敷地面積は5,044平方メートル、延床面積は2万2,261平方メートル。既存のオフィスビル(8階建て)をリノベーションする「Tower 520 N.Central」(総戸数53戸)と、4階建て立体駐車場を9階建てに増築する「Tower 521 N.Orange」(総戸数45戸)を、それぞれ分譲コンドミニアムとして販売する。
竣工は2020年10月下旬の予定。
日本エスコンは、これまでハワイ不動産投資ファンドへの出資、タイ・バンコク首都圏における分譲マンション開発事業に参画してきた。今回のプロジェクトに参画することで、海外における不動産開発事業に関する知見・ノウハウを蓄積し、引き続き不動産ビジネスをグローバルに展開していく考え。
