不動産ニュース / 政策・制度

2020/4/7

起業家と空き家つなぐ不動産事業者募集/東京都

 東京都は6日、都内の空き家問題を解決する取り組みとして、「起業家による空き家活用モデル事業」の実施を発表。起業家からの相談対応や、物件の紹介を行なうコーディネーター(不動産業者等)を募集する。

 同事業は、「空き家(戸建住宅)の新たな利活用モデル」となる優れた事業プランを、起業家から募集し、実現に向けた支援を行なうもの。

 コーディネーターは、無料の相談窓口を都内に設置し、相談員を配置するほか、起業家からの賃貸借等が可能な空き家物件に関する相談対応や適した物件の紹介などを行なう。

 東京都は、採択したコーディネーターに対して、対応実績に応じて、空き家紹介後、契約に至ったものに5万円など補助金による支援を実施する。補助対象は20年度末日まで。上限額は1コーディネーター当たり100万円。採択件数は5社程度。

 募集要項等、事業の詳細はホームページ参照。

 なお、起業家からの事業プランの募集開始は、6月頃の予定。

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