不動産ニュース / その他

2020/4/10

緊急事態宣言発令への対応進む

 政府の緊急事態宣言発令に伴い、住宅・不動産各社の事業所や営業現場での対応が、中堅会社にまで進んでいる。各社の対応は、以下の通り(10日時点、当社調べ、順不同)。

・三井ホーム(株)
 緊急事態宣言が出る前から感染予防対策を徹底(マスク着用、アルコール消毒液の常設、殺菌スプレー消毒等)しているが、発出後はモデルハウス営業を10~16時に短縮し、接客対応する営業人員数も削減。来場予約のあったお客様等への対応に限定している。また、緊急事態宣言の対象エリアでは、webによりお客様からのご相談に対応する「オンライン相談」を実施。社員については、宣言対象エリア(7都府県)に勤務地がある従業者を対象に在宅勤務を強く推奨。従前から時差通勤やテレワークを推奨してきたが、緊急事態宣言発令後は各部門ごとに業務の7割を在宅とすることを目標にその取り組みを強化

・旭化成ホームズ(株)
 住宅展示場およびヘーベルプラザについては、緊急事態宣言で指定された7都府県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、福岡県)の展示場においては、当面の間、平日を含め土曜日、日曜日もクローズ。事前の来場予約については改めて営業担当より、連絡する。社員は、基本的には在宅勤務

・ポラスグループ
 モデルハウスは事前予約制で対応(東京都が公表した休業要請業態に入っているので、全面休業となる可能性も)。社員は交代制で在宅勤務

・セコムホームライフ(株)
 首都圏の「住まいの情報館」7館を5月8日まで休館に(営業員は館内で交代勤務)

・(株)明豊エンタープライズ
 4月10日~5月6日、社員は原則在宅勤務に

・相鉄不動産(株)
 分譲マンション・分譲戸建販売現場での営業活動を当面の間休止

・(株)サンセイランディック
 4月9日~5月6日、本社および6支店での一部営業活動を在宅勤務に

・(株)アトリウム
 当面の間、営業活動を大幅に縮小。全従業員を在宅勤務に

・(株)インテリックス
 一部社員を除き、可能な限り在宅勤務に。顧客からの問い合わせ受付対応人数を縮小。メール、ホームページの問い合わせフォームにシフト

・クレアスライフグループ
 4月9日~5月6日、在宅勤務を実施

・ケイアイスター不動産(株)
 4月10日~5月6日の間、東京都所在の5営業所を休業(従業員は在宅勤務)。神奈川県、埼玉県、千葉県、福岡県所在の18営業所およびグループ会社5社の営業時間を短縮(10~17時)

・三光ソフラン(株)
 4月6日~30日、交代制での在宅勤務実施

・(株)タイセイ・ハウジー
 4月9日~5月6日、時差出勤を実施。これに伴い、営業時間を短縮(11時~17時30分)。不要不急な出張・会議を自粛

・(株)不動産中央情報センター
 本社・店舗の営業時間を変更(10~16時)

・(株)藤和ハウス
 4月10日~5月6日、仲介売買営業店舗を土・日のみの営業とする

・住宅情報館(株)
 営業時間を10~18時に変更

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