和田興産(株)は10日、2020年2月期決算(非連結)を公表した。
当期(19年3月1日~20年2月29日)は、売上高400億9,300万円(前期比2.1%増)、営業利益32億9,000万円(同4.5%減)、経常利益24億4,200万円(同9.1%減)、当期純利益17億8,100万円(同3.4%減)。
主力の分譲マンション事業においては、地盤の神戸・明石・阪神間を中心に12棟401戸(同50.4%減)を発売。総契約戸数は612戸(同1.6%減)、契約高は287億5,500万円(同6.6%減)。期末時点の契約済未引渡戸数は735戸(同8.6%増)、契約残高326億9,900万円(同6.2%減)となった。
期中に16棟が竣工したことで、引き渡し戸数は555戸(同26.5%減)、売上高は309億700万円(同1.0%減)、セグメント利益は23億9,400万円(同20.6%減)。
戸建住宅販売については、売上高21億600万円(同4.5%減)、セグメント損失900万円(前期:セグメント利益7,200万円)と軟調に。また、不動産賃貸収入は住居系賃貸の安定した賃料水準に支えられ堅調に推移。売上高28億3,700万円(同7.2%増)、セグメント利益9億3,100万円(同5.8%減)となった。
次期(21年2月期)については売上高400億円、営業利益32億円、経常利益25億円、当期純利益17億円を見込む。