不動産ニュース / その他

2020/5/7

ユーカリが丘にカーシェア導入/山万

 山万(株)は1日、1971年から同社が開発を進めている「ユーカリが丘ニュータウン」(千葉県佐倉市)にカーシェアリングサービスを導入した。

 同ニュータウンでは、公共交通指向型開発として、「山万ユーカリが丘線」を敷設。すべての住宅から駅までの移動距離を徒歩10分以内にするなどの取り組みを行なってきたが、分譲開始30年が経過したころから、住民の高齢化の進展や交通需要の多様化より、さらなる交通網の整備が求められていた。カーシェアの導入は、そうしたニーズを受け行なうもの。

 カーシェアは、オリックス自動車(株)が提供。駅前や住宅地などエリア内3ヵ所に車両を設置し、自宅から各公共交通機関、商業施設等へのアクセシビリティを向上させる狙い。会員登録をすれば、24時間365日、全国の 約2,000拠点の車を利用できる。

 山万は、今年夏にはバス事業免許を取得する予定。電気バスによるコミュニティバスの社会実験を行ない、各住戸から徒歩5分程度で公共交通にアクセスできる環境を整備するなど、地域のシームレス交通体系の確立に向け取り組みを進める。

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