不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/5/18

売上収益が過去最高を更新/飯田GH20年3月期

 飯田グループホールディングス(株)は15日、2020年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)は、売上収益1兆4,020億1,900万円(前年同期比4.2%増)と、過去最高を更新した。営業利益は835億1,300万円(同14.0%減)、税引前利益は787億6,600万円(同16.3%減)、当期利益は541億300万円(同17.4%減)となった。

 当期は、「コア事業の競争力強化」および、事業ポートフォリオの拡大を基本戦略とする「第2次中期経営計画」の3年目。引き続き営業拠点の効率的な展開を通じて、供給エリアの拡充を図るとともに、新工法・新技術の開発、住宅関連事業の内製化、資材の共同購買等による原価抑制に取り組んだ。また、需給バランス調整やグループの販売ポータルサイト「すまいーだ」の機能強化等の各種施策を推進する等した結果、グループ全体の戸建て分譲事業の販売戸数は4万5,773棟(同2.0%増)・売上収益1兆2,206億円(同2.0%増)となった。

 各事業グループの戸建て分譲実績は、一建設グループ1万2,157件・売上収益3,053億9,500万円(同0.3%減)、飯田産業グループ7,373件・2,326億1500万円(同0.3%増)、東栄住宅グループ4,926件・1,635億8,400万円(同8.9%増)、タクトホームグループ5,039件・1,419億9,600万円(同6.6%減)、アーネストワングループ1万2,031件・2,714億4,800万円(同5.8%増)、アイディホームグループ4,236件・1,052億1,700万円(同7.0%増)だった。

 次期については、新型コロナウイルス感染拡大が同社グループの与える影響について、現時点では合理的に算出することが困難なことから非公表とする。

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