不動産ニュース / 開発・分譲

2020/6/2

東京・王子に複合ビル/ヒューリック

「ヒューリック王子ビル」外観

 ヒューリック(株)はこのほど、「王子富士ビル」の老朽化に伴い建て替えを進めていた複合ビル「ヒューリック王子ビル」(東京都北区)を竣工したと発表した。

 JR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子」駅北口バスロータリーに面して立地。敷地面積約801平方メートル、延床面積約5,393平方メートル、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上9階地下1階建て。

 1階のエントランスは、地域に根差したビルにしようと王子発祥の「洋紙」をモチーフにした、ランダムなパネル割と目地幅によって、紙の折目と質感をデザインした。

 1~3階は銀行、4・5階にクリニックモール、6~9階にフィットネスクラブが入居する。また貸室は、基準階面積500平方メートルの無柱空間とし、2面採光で明るく居心地のよい設えに。自然換気用のスリットがついた建具や、Low-E複層ガラスも導入し、環境にも配慮している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。