不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/6/4

3期連続の増収増益/森トラスト20年3月期

 森トラスト(株)は4日、2020年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)は営業収益2,336億3,800万円(前期比33.6%増)、営業利益587億9,100万円(同70.7%増)、経常利益601億8,800万円(同66.2%増)、当期純利益403億5,700万円(同0.3%増)。3期連続の増収増益で、中長期ビジョンの最終目標を7年前倒しで達成した。

 賃貸関係事業では、新規取得物件が寄与、既存物件も高稼働を維持したほか、賃料改定や新規契約による単価上昇も寄与して営業収益732億5,600万円(同7.7%増)を計上した。

 ホテル関係事業では、ラグビーワールドカップ開催による宿泊需要の高まりで単価が上昇。新規物件も寄与した。新型コロナウイルス感染症拡大が第4四半期の稼働率に影響したが、8期連続で増収。営業収益385億3,600万円(同3.5%増)と過去最高を更新した。

 次期については、営業収益2,200億円、営業利益470億円、経常利益450億円、当期純利益300億円を見込むが、新型コロナウイルス感染症の収束状況や経済活動再開後の見通しが困難なため、業績は変動する可能性があるとした。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。