不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/6/30

5月の住宅着工、6.3万戸で11ヵ月連続減

 国土交通省は30日、2020年5月の建築着工統計を発表した。

 同月の新設住宅着工戸数は6万3,682戸(前年同月比12.3%減)と、11ヵ月連続で減少した。新設住宅着工床面積は517万3,000平方メートル(同15.6%減)で、10ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は80万7,000戸(前月比1.3%増)となり、先月の減少から再び増加した。

 利用関係別では、持家が1万9,696戸(前年同月比20.7%減)で、10ヵ月連続の減少。貸家は2万4,040戸(同8.1%減)と、21ヵ月連続の減少となった。分譲住宅は1万9,602戸(同7.6%減)と、7ヵ月連続の減少。分譲住宅のうち、マンションは9,137戸(同0.3%減)、一戸建住宅は1万381戸(同12.8%減)となった。

 三大都市圏別では、首都圏は総数2万2,485戸(同6.1%減)で、内訳は持家4,195戸(同7.8%減)、貸家9,362戸(同8.8%増)、分譲住宅8,833戸(同17.0%減)。中部圏は総数6,501戸(同41.4%減)で、内訳は持家2,744戸(同35.1%減)、貸家1,893戸(同48.6%減)、分譲住宅1,849戸(同41.8%減)だった。近畿圏は総数1万131戸(同1.2%減)で、内訳は持家2,314戸(同20.3%減)、貸家3,591戸(同15.4%減)、分譲住宅4,205戸(同38.6%増)。

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