不動産ニュース / IT・情報サービス

2020/7/1

マンション自主管理アプリを開発/三菱地所

「KURASEL」メニュー画面イメージ

 三菱地所コミュニティ(株)は、マンション管理組合の自主管理をサポートするアプリ「KURASEL(クラセル)」を開発。1日より、申込受付を開始した。
 同アプリの提供・運営は、同社から新設分割の手法により6月1日に設立した新会社・イノベリオス(株)(東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:長谷川 良裕氏)が行なう。

 昨今、人件費高騰による管理コストの上昇、修繕積立金不足、役員のなり手不足など、マンションを取り巻く問題が社会課題の一つとなっている。従来より、マンション管理組合の「自らマンション管理を行ないたい」「管理コストを下げたい」といったニーズもあったことから、コスト削減や住民主体の管理を実現する同アプリの開発に至った。

 管理会社が担っている「総会・理事会」「会計」業務を、同アプリを活用して自主管理に移行するイメージ。煩雑な所有者・居住者情報や契約・発注管理などの基本情報管理、理事会資料の保管・閲覧、収支状況・支払管理などが、スマートフォンおよびWEB上のアプリで一元管理できる。利用料金は、1マンションにつき月々3万5,000円から(税別)。利用開始は、11月1日を予定している。

 なお、イノベリオスが管理組合理事経験者約3,000人を対象にアンケートを実施したところ、幅広い世代の約4割が「自主管理アプリに興味あり」と回答。同社シミュレーション(主に20~30戸のマンションを対象に実施)では、自主管理に切り替えた場合、年間で約200万円のコスト削減が可能という。

 説明会で、イノベリオス代表取締役社長執行役員の長谷川 良裕氏は「適切なマンションの維持・管理ができない“管理不全マンション”の増加を防ぐために、マンション管理のあり方を見直す時期だと考えている。これまでの常識を大きく変えるサービスとして、管理組合の自主管理アプリを開発した。うまく活用していただき、管理組合が抱えるさまざまな課題解決の一助になれば。2024年度末までに全国で3,000組合での導入、12億円の売り上げを目指したい」などと話した。

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