不動産ニュース / 開発・分譲

2020/7/13

公的不動産活用の新規事業初弾が完成/コスモスI

「FOREST CABIN」(定員6人)

 (株)コスモスイニシアは10日、公的不動産を活用した新規事業「アウトドアリゾート事業」の第1弾として18日に開業する「空に近い森のアウトドアリゾート『ETOWA KASAMA(エトワ笠間)』」(茨城県笠間市、総客室数16室)を報道陣に公開した。

 笠間市から、市が所有し観光協会が運営していた築26年の「あたご天狗の森スカイロッジ」の利活用について相談があったことから、インバウンド向けアパートメントホテル事業に続く新たな宿泊事業を検討。社会の変化とニーズの多様化に対応するレジャー・エンターテインメント領域の拡大を見込み、リゾートホテルブランドを立ち上げた。

 体験旅行ニーズの高まりを受け、グランピング宿泊体験ができるリゾートとし、メインターゲットを首都圏で働く20歳代半ばから30歳代半ばの女性、サブターゲットをファミリー層や地元住民に設定。観光協会や地域事業者などと連携した地域コンテンツも提供し、レンタルオフィス事業とも連携しながらワーケーション需要なども見据えて展開していく。開発地は、首都圏から車で90分~2時間圏内を目安としており、第2弾は「千葉県木更津市の廃校活用」を計画。首都圏を中心に、将来的には全国も視野に展開していく。「自治体の抱える課題と当社事業とのマッチング、首都圏からのアクセスや地域コンテンツ、建物の改修費用などを考慮しながら検討していきたい」(同社R&D部門新規事業推進二課・北川雄喜氏)。

 「ETOWA KASAMA」は、JR常磐線「岩間」駅タクシー約10分、常磐自動車道「岩間IC」より約20分に位置。敷地面積1万4,757平方メートル。同社が建物を改修。建物設備を市から賃借して運営する。客室は、コテージタイプで、山頂を望める「SKY CABIN」(定員4人/木造2階建て4棟(各47.45平方メートル))や、森の緑に囲まれる「FOREST CABIN」(定員6人/木造2階建て4棟(各60.40平方メートル))、ゆったりとした空間の「SUITE CABIN」(定員6人/木造1階建て2棟(各71.28平方メートル))の他、アウトドアステイを楽しめる「GRACE TENT」(定員3人テント6棟(24平方メートル))の4タイプを用意した。

 「GRACE TENT」は新設。それ以外は、既存建物を再利用。水回りを新設。屋外でBBQなどが楽しめるようデッキ部分を増設した。デザイン監修は(株)アクタス。自然の緑や空の下で心地よい時間を過ごせる共用設備として、アウトドアバー、ファイヤープレイス(焚き火台)も用意している。

 平均客単価は1万5,000~2万円。7月18日~8月17日は茨城県民向けに先行オープン。国や県の観光キャンペーンの影響もあり、3~4人のファミリー層を中心に反響は想定以上。今後は(一社)笠間観光協会などとも連携し、ゴルフ場と連携したツアーや、地元での体験メニューなども提供していく。

「GRACE TENT」(定員3人)
テント内はベッドやソファ、冷蔵庫など必要な設備を備えている

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