不動産ニュース / 開発・分譲

2020/7/16

下北沢のコワーキング、7月20日オープン

「ユープレイス下北沢」外観

 (株)エー・ディー・ワークスは16日、保有する収益不動産ビル「ユープレイス下北沢」(東京都世田谷区)のコワーキングスペースについて、プレス向け内覧会を開催した。

 京王井の頭線「下北沢」駅徒歩3分、小田急小田原線「下北沢」駅徒歩4分に位置。敷地面積269.97平方メートル、延床面積930.58平方メートル、鉄筋コンクリート造地上5階地下1階建て。地上3~5階が賃貸住宅、地下1階~地上2階をコワーキングスペースとして活用する。映像系等のクリエイターが活動するエリアであることから、「クリエイティブをシェアする」をコンセプトにデザインしたコワーキングスペースを提供していく。

 地下1階は、約40席の利用が可能なオープンスペースのほか、キッチンスペースを用意。調理器具、電子レンジ、食器、冷蔵庫を備え、利用者間のコミュニティを促す。1フロアをイベント、ワークショップ、セミナーなどにも利用でき、最大収容人数は約90人。
 1階には受け付けを設け、「コミュニティマネージャー」が常駐。約25席の利用が可能なオープンスペースを設けたほか、会議室も2部屋完備している。共用部のテラスでは、ポップアップストアやマルシェなども開催できる。
 2階は1~3人用の個人ブースエリアで、収容人数は最大で25人。個室の壁にはパンフレットやチラシを貼ったり、手掛けた作品をギャラリーのように展示することもできる。

 ドロップイン利用は1時間600円、1日利用で2,000円。月額会員の基本プランは月額2万円で、24時間・365日の利用が可能。個室は、1人ブース5万5,000円、2人ブース11万円、3人ブース16万5,000円。会議室は4人までの利用が可能で、1時間2,000円となる。

 コワーキングスペースの運営は、(株)いいオフィス(東京都台東区、代表取締役社長:龍﨑 宏氏)に委託。20日にオープンする。

地下1階のオープンスペース。1フロアを貸し切り、イベントやセミナーも開催できる
2階の個室ブースの壁は、作品を飾るギャラリースペースにも

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コワーキングオフィス

独立して働く人々が共同利用しながら働く事務所。そのような場所を「コワーキングスペース」ということもある。

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