不動産ニュース / その他

2020/7/22

大丸有地区でスマートシティプロジェクト始動

 (一社)大手町・丸の内・有楽町地区(以下、「大丸有」)まちづくり協議会は、同地区のスマートシティプロジェクトを始動した。

 同協議会は3月、スマートシティビジョンを公表。大丸有地区の日常・非日常におけるポテンシャルの拡大・レジリエンスの増強を目的とした区域の課題の解決を宣言した。それを踏まえ、4月にスマートシティ推進委員会を設置。その実現のための活動計画案の作成、および具体的な取り組みを始めている。その一環として、(株)ゼンリン、三菱地所(株)、東京地下鉄(株)とともに、バリアフリーWGを組成。すべての人の快適な移動を実現するためのサービスの検証や、必要な地図要素の検討を行なう。

 WGは、日常におけるレジリエンスを強化するための施策として、大丸有地区のバリアフリー化に取り組む。「大丸有地区を訪れる人のストレスフリーな移動支援」をテーマに、歩行困難者(主に車いす利用者を想定)に対し、駅施設(東京メトロ「大手町」駅)から地上部までの移動をより容易にするためのバリアフリーナビゲーションについて検討していく。

 検討期間は2021年3月末まで。移動の可視化による効率的・効果的なエリア開発への寄与、エリア訪問者の満足度向上によるまちの魅力向上・活性化を目指す。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。