
三菱地所リアルエステートサービス(株)は27日、ビル経営サポートサービス「ビルプラス(BUILDING PLUS)」の提供を開始した。
築年数の経過したオーナー所有のビルを一棟賃借し、費用を立替負担し、改修・リニューアルを実施した後にテナントに転貸するサービス。実績連動型のマスターリースや、プロパティマネジメントとの組み合わせも可能とした。
東京23区では、バブル期といわれる1980年代後半から90年代初頭にかけ、延床面積5,000平方メートル以下の中小規模ビルが1万3,000棟以上竣工。これらのビルは現在老朽化に伴うさまざまな問題が発生している。また、都内のオフィスビルの大量供給により、既存のオフィスビルは空室対策が不可欠となっている。しかし、ビルの改修・修繕には多額の費用がかかるために踏み切れないといったオーナーの悩みを解決する。