不動産ニュース / 開発・分譲

2020/7/27

野村不、サテライトオフィスの利用拠点を拡大

法人向けサテライト型シェアオフィス「H1T新宿西口」

 野村不動産(株)は27日、東武鉄道(株)が展開する郊外型サテライトオフィス「Solaie+Work(ソライエプラスワーク)」との提携契約を締結した。

 今回の提携により、同社が展開する法人向けサテライト型シェアオフィス「H1T(エイチワンティー)」の会員は30日より、「H1T」全24拠点と、提携先を含む合計43拠点を利用することが可能となる。

 「H1T」は、都内主要エリアや郊外ターミナル駅で展開。開放的なオープン席、完全個室ブース席、最大6名収容の会議室など多様な執務スペースを用意している。契約金・基本料金はなく、「15分150円」からの利用が可能。スマートロック、セキュリティカメラの導入により防犯面を強化し、定員数縮小、係員巡回による各現場の清掃等実施など、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策も講じている。

 2019年10月のサービス開始以降、同社は各社が展開するコワーキングスペースやシェアオフィスサービスとの連携を進めてきた。すでに、東京電力ホールディングスが展開する「SoloTime」や、東京メトロのキッズスペース併設型コワーキングスペース「room EXPLACE」とも提携契約を締結しており、20年度中に提携先を含む80拠点(うち同社開発45拠点)での利用を可能とする計画。中期目標として、27年度中に提携先含む300拠点(うち同社開発150拠点)の開設に向け事業を推進していく。

この記事の用語

サテライトオフィス

本拠地から離れた場所に設置する小規模な事務所。サテライト(satellite)は「衛星」を意味する英語であるが、サテライトオフィスは和製英語である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆