不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/7/28

既存マンション価格は足踏み状態

 (株)東京カンテイは28日、2020年6月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表示している。

 同月は、「晴」は9地域(前月8地域)に増加。「雨」は4地域(同5地域)に減少している。価格が足踏み状態であることを示す「曇」は15地域(同13地域)で最も多くなり、「小雨」は7地域(同8地域)、「薄日」は12地域(同13地域)となった。

 全国で天気が改善したのは13地域(同6地域)に増加し、横ばいも25地域(同21地域)に増えた。一方、悪化したのは9地域(同20地域)となった。

 47都道府県のうち、価格が前月比下落したのは19地域(同27地域)に減少。全国的に価格の停滞傾向がみられた一方で、売り事例数は多くの地域で増加傾向となった。同社では「経済活動が再開されたものの、コロナ禍で購入者のマインドが低下して様子見状態となったことで、売りと買いの需給バランスが崩れて事例が増加した」と分析している。

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