
(株)ライナフは24日、「検温機能付き・AI顔認証エントランスシステム」を開発したと発表した。
オートロックマンションのエントランスに設置。スマホアプリから顔を登録すると、顔認証でエントランスの解錠ができ、同時にアプリへ解錠結果と検温結果を通知する仕組み。
検温誤差±0.2度の精密な測定を実現し、独自の顔認証技術によりマスクや帽子、サングラスを着用したままでも個人を特定し、非接触のままエントランスを通過することができる。配達員や工事業者、清掃員等の検温も可能なことから、感染症対策としても役立てることができる。
同社のスマートエントランス「Ninja Entrance」と入居者管理のクラウドサービス「スマートブッキング」とあわせて利用することで、マンションを一元的な管理を可能とした。不動産管理会社は、入居後の物件管理を一元化する「スマートブッキング」で、検温状況やエントランスの解錠履歴を確認できるようになる。また、オフィスや在宅環境から遠隔でも解錠操作も行なえるため、対面リスクを下げながらマンション管理の効率化を図ることができる。
提供開始は11月頃の予定。8月24日より申込順に導入していく。