不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/8/26

賃貸経営で苦労した点、家賃減額・滞納等がトップ

 健美家(株)は、同社が運営する不動産投資サイト「健美家」の登録会員を対象に、2020年上半期(1~6月)の不動産投資・賃貸経営に関する苦労に関するアンケートを実施。25日、調査結果を公表した。
 調査期間は2020年7月30日~8月6日、インターネットでアンケートを行なった。有効回答数は128人。

 不動産投資・賃貸経営において、大変だったこと/苦労したことがあるかの問いでは、「大いにある」が26.6%、「ある」が27.6%、「少しある」が22.0%となり、あると回答した人が7割超となった。一方、「全くない」は24.4%にとどまった。

 続いて、大変だった/苦労した内容を11の選択肢で尋ねたところ、最も多かったのが、「退去・滞納・家賃減額」「入居付け・リーシング」で19.6%だった。次いで、「物件の購入」「リフォーム・設備工事」が14.5%、「入居者対応・トラブル」が10.1%となった。

 また、新型コロナウイルス感染症に関連したエピソードが多数寄せられ、「価格を下げてもコロナ禍で内見がパッタリ止まって、どうにもならない」「退去および家賃支払いの延期」「空室後の原状回復工事がかなり滞留した」「貸し会議室の運営がコロナで一気に悪化し撤退を決断するに至った」「コロナ期においての入居者騒音問題」等が挙がっている。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。