不動産ニュース / ハウジング

2020/8/27

19年度のスムストック成約数、コロナ禍で減少

 (一社)優良ストック住宅推進協議会は27日、「2019年度 活動状況報告」について発表した。同年度における会員数は120会員(正会員:10会員、準会員:106会員、賛助会員:4会員)。

 19年度(19年7月~20年6月)のスムストック成約数については、4~5月に新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大きく減少、6月は前年を上回ったものの、1,674棟(前年度比3.8%減)となった。前年度を下回るのは初めて。累計では1万1,977棟。
 スムストック住宅販売士数は、前年度の6,479人より144人増(同2.2%増)で、累計では6,623人となった。

 19年度における正会員10社の推定流通数のうちスムストック物件の占める割合も発表。戸建てストック379万棟のうち、20年3月時点の推定流通数は約1万1,000棟(約0.3%)だった。そのうちスムストックで仲介した物件数が1,674棟であることから、推定流通数に対する10社の流通捕捉率は約15%となった。現在進行している「スムストック中期計画」(18~20年度)では、20%と設定していることから、その実現に向け認知度向上策のさらなる推進を図るとしている。

 そのほか、19年10月には、(独)住宅金融支援機構との業務提携を締結。フラット35(中古住宅用)の申し込み手続きの簡素化、スムストック住宅販売士による点検・合格で融資が利用可能(第三者機関の検査費用不要と必要書類発行までの時間短縮)、スムストック物件の販売におけるフラット35融資利用可能の広告解禁などを実現した。

 20年度は、上記のフラット35取り扱い業務の拡大と共に、中期計画の重点項目「安心R住宅制度」を軸とした販売拡大策の継続推進を行なう。認知度向上に向け、継続性を重視しつつ、適宜改良を加えた内容でメディア戦略を展開。そのほか、新型コロナウイルス感染症拡大の影響下、新しい住生活実現に向けた消費者ニーズの変化への対応策や、新しい流通手法の模索も実施していく。

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スムストック

既存住宅のうち、良質なストックとして評価できるものをいう。日本語の「住む」と英語の「ストック(Stock)」を重ねた造語。

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